ピピピピピピピピピピピピ

一定のリズムでなる目覚まし時計

その音で私は目覚める。

まだ半開きの目から見えた窓の隙間から溢れる光が朝だということを伝える。

朝が苦手な私はどうも布団から抜け出せない。

ましてや11月というこの微妙な寒さの季節は余計に出にくい。

私は、こんな朝に多少キレつつ布団から出た。