あたし達がクラス発表の紙を見に行った時にはもうあんまり人がいなくて、   

すんなり自分のクラスを確認することができた。


「あっ…!うちら三人とも同じクラスだよ!」


真夢がみんな同じクラスだということにすごく喜んでいた。


もちろんあたしもそれは嬉しい。

でも、そんなことよりももっと驚いたのが………


「うそでしょ…?」









彼……前原一斗も同じクラスだということ―……。