二人は外に出て、大きな木の下で
足を止めていた。



私はひっそり後ろの木に隠れながら
二人の様子を見ている



「あたし……大西くんのことが好きなの。付き合ってください………」




告白?




---------ずきん




私、どうして傷ついてるの?





それに………京ちゃんがOKするわけないのに






だって……京ちゃんは私のお兄ちゃんだもん!





だからお願い。





告白、断って………












「いいよ。付き合おう。」