溺愛幼なじみと同居中♪

なんで一緒に帰ってくれるのかな?



私たちの間に会話はなかった。


なにを話したらいいのかわからなかったから。




でも……優しく私の手を握ってくれたの



それはまるで…幸せだったあの頃みたいに




どうしよ……好きだよ……




好きって気持ちが溢れだして止まらない





「着いたよ?苺花。」



京ちゃんの声に頭をあげると目の前に私のおうち。



そして隣には青い屋根の京ちゃんのおうち





「ありがとう。京ちゃん…」




「いいよ。いいよ。でも、お前は可愛いんだから気おつけろよ?」





京ちゃん……




「じゃあな。」




京ちゃんは私に手を振ると、家の中に入ろうとした。





京ちゃん……待って。




いかないで……





明日から……また元に戻るの?





そんなのやだよ。