ふわふわ。



ふわふわ。



私……揺れてる?




なんだか気持ちいい。




幸せな夢だなぁ~………














目を開けると自分の部屋だった。






「苺花……大丈夫か?」






「京ちゃん………」





部屋には京ちゃんがいて心配そうな顔で私を見てくる。





それより……




なにがあったんだっけ?






「お前、学校で倒れたろ?だから俺が運んできた。」





倒れちゃったんだ。私………




「ばか。苺花。熱あるならちゃんと保健室行かないとだめだろ?」




コツン





軽く私の頭をこつく京ちゃん。