「次は………絶対俺が苺花のこと守るから。」



少し震える京ちゃんの手。



「うん!でも、わたしはいつも京ちゃんに守られてるよ?」




「ばか。」




それよりなんで来てくれたの?




理由を訪ねてみたら沙雪ちゃんが
言ってくれたみたい。




沙雪ちゃん……ありがと。





「苺花、家帰ろう。」




優しい顔で言ってくる京ちゃんに私は笑顔を返事にして歩きだした。





あれ……?






足が……動かないよ。





体中がガクガク震えてめまいがする。








------バタン!







「苺花!?」






私は……意識を失ってしまった。







「苺花…!苺花!しっかりしろ!」






京ちゃん…………






わたし……どうなっちゃったのかな。






意識はないってわかってるけど
額になにか気持ちいい。





それは京ちゃんの手。





「熱い……」




わたしは…熱があったみたい。