溺愛幼なじみと同居中♪

「京ちゃん!やめて!?」



わたしは京ちゃんに抱きついた。


「苺花………」



わたしを見る彼はやっぱり
優しい顔だ。




「わたし…大丈夫だから。やめて?ね?」




「…………!……わかったよ。苺花が言うなら。」




どさっ



そう言った後、彼女を荒っぽく
その場に投げ捨てた。




「お前……二度とこんな真似すんなよ。
次したらボコボコにしてやるから。」




そんな彼女を見下すかのように吐き捨てる京ちゃん。




私の……知らない顔。




「ごめんなさい!!」



私と京ちゃんに頭を下げると
すごいスピードで彼女は
体育館裏を後にした。