------ちゅっ



可愛らしいリップ音が部屋に響いた。



それは苺花が俺の頬にキスした音。




「…………っ!」




真っ赤になって自分の頬を押さえる。




「私から……しちゃった。」




可愛すぎ………
可愛すぎて………




死にそうだ。





苺花のことが好きすぎて






死にそう。






これは溺愛死と言うやつだろう。






「苺花のくせに生意気。」





そう言うと俺は苺花の唇に
もう1度口づけをした。