「はい、ドリンク。

それでどうなの、蓮見君は。」

そう言って莉子は私の横に座った

今はゲーム形式の練習中で

男子がやっている間女子は休憩だ

「ん、ありがとう。

どうって…やっぱり上手いと思う。

シュート成功率も高いし

カット率も高い。

周りをよく見てて判断も早いと思う。」

「ふーん?ずっと見てたんだ?」

「変な意味じゃなくて!

ただ監督が蓮見君と似てるから

よく見て欠点見つけろって言われたの!」