ゴールネットを揺らすのは。


「おっ、大和~。」

「あれ、無視?やめろよ~寂しいじゃん~」

「なあ、どうなったの?先輩とは。」

「黙れよ。」

「あ、やっとこっち向いた。

え、もしかして喧嘩した?当たり?

へっ俺の勝ちだな。」

ケラケラと笑うのが余計にイライラさせる

「拓海!いくぞ!」

「じゃあな。次会うときはさ…」

_ちょっとは成長してろよな

今の俺にはその背中を見ることしかできない

「くっそ…!」

ガンッとそばにあったベンチを蹴った