「…うん。ありがと、陽介。

なんか意外かも、こんなに喋る陽介。」

「ん、まあ最近変わったんだよ。」

「あ!もしかしてさっきの人?!」

「はぁ、なんで人の話になったら

元気になるかなあ。

もういい?戻るから。」

「合宿終わったら聞かせてよね!」

「はいはい、じゃあね。」

「うん、ありがとうね。おやすみ。」

あの陽介もついに春がきたのか~

嬉しいような寂しいような…


もう一度空を見ると

月が綺麗に輝いていた