涙で目がぼやけて前がはっきりと

見えてなかったからドンッと誰かにぶつかった

「ごめんなさ「ひかり?」

その声に顔を上げると

「うわ、顔酷すぎ。」

「そうだとしても姉に向かってそれは

ないでしょ、陽介。」

「いやでもほんとだし。

久しぶり元気って聞こうとしたけど

ダメだな。」

なにかあったら連絡しろって言ったのにと

彼氏みたいなことを言う

「ちょっとここで待ってて。」

だから彼氏か。

何やら女の人に話をして戻ってきた

「行こう、いい場所あんだ。」