「もし、もし俺がここに来てなかったら

どうなってたんですかね。」

後から言ってはいけないことを

言ったことに気がついた

「すみません。気にしないで下さい」

ピーッ

第二ピリオドが終わったようだ

「少なくとも俺らは全員

大和が桜ノ宮に来て良かったと思ってる。

それは勿論白築さんもな。」

星野先輩を見ると冗談ではなさそうだった

「…ありがとうございます。」

「まだ話してないんだっけ?」

「はい。」

「そっかー。」


ピーッ

第三ピリオドが始まったみたいだ