ゴールネットを揺らすのは。


気づけば拓海はスリーを決めていた

「…バスケなめんなよ。」

ふっと笑って拓海は横をすり抜けて行く

そこで終了のホイッスルが鳴った


「「ありがとうございました!」」

結果を見れば惨敗だった

_これが今の俺と拓海の差

"お前なんで桜ノ宮なんか行ってんの?"

もし、もし俺があの時ここを選んでいなかったら…

「大和。」

コートから出ようとした時

拓海が呼び止めてきた

「すみません、先に行っててもらえますか。」

「わかった、早く来いよ。」