それは抱きしめられていたからだと 体が離れた事によってわかった 「大丈夫ですか?」 「あ…はい…」 恥ずかしくて顔を見れない 先ほどまでの事を思い出すだけで みるみる顔が赤くなるのがわかる 「ご、ごめんなさい…前見てなくて…」 「いや、俺の不注意です。すみません」 「いや、でも…ありがとうございます。」 「無事で良かったです、それじゃ。」