ゴールネットを揺らすのは。


でも

また同じように上手くいくなど

ありえない話であって





新人戦の1ヵ月前

辞めていった何人かに俺は

もう一度戻ってきてほしいと頼み続けた

皆は口を揃えて言った

___「お前が辞めればいつでも戻る。」

それだけは出来なかった


頼み始めて2週間がたった頃

俺は呼び出された

そしてあの言葉をかけられ

俺は横に首を振った

___「俺は全員で、バスケがしたい。」

それが皆の限界をぶち壊した


俺はそのままされるがままに

暴行を受けた