「なんで笑うんですかっ!」

「いや、可愛いなって…

でもごめんなさい。

蓮見君の事…嫌いじゃないよ…?」

「なっ…!」

急に蓮見君が頭を抱えながらしゃがんだ

「ど、どうしたの…?」

寒いせいか耳まで真っ赤だ

「いや…なんでもないっす…。」

ややあって急に立ち上がって

また目が合って

「俺、頑張ります。

バスケも勉強も……それ以外も。

だから見ておいて下さい。

成長していく俺を。」