「早瀬さー、久々だよなー一緒に帰るの!」 翔くんは自転車をおしながら私に話しかける 「そうだねー、中学のとき以来かなぁー……」 と、ふと思い出す 翔くんとは、ほんとに仲良くて 本当に、 大好きだったこと あのとき、翔くんが私の親友を選んでなかったら? 私を、友達で止めてなかったら? なんて、たまーにおもう だって 翔くんが付き合いはじめて、 私たちは変わってしまったから 翔くんが別れて 私たちは元通りになったから