たどり着いたのは、小さな公園 まだ昼過ぎだったから 人は全然いなかった 「はい。ジュースで良かった?」 先生は、公園横にある自販機で 私に、とアップルジュースを差し出した 「私、アップル好きなんです」 っていうと 「よかった!覚えとくわ」 とにかっと笑う じゃあ、話しますって 話題をふったときには もう先生の顔は真剣だった