ぼーっとしていたらHRはとっくに終わっていたようですぐにまゆのところに行く。


「ねえねえ!今日新しくできたお店行かない?ここのクレープ超おいしいんだって!!」


「いいねー!私もそこ行ってみたかったんだ~」


「じゃあ決定ねー!」


クレープ食べれるんだー!行ってみたかったしすっごい楽しみ~!


そんなことを考えていたらあっという間に
時間が過ぎていたみたい。


「ミールカ!帰ろっ!」


「うん!」


うー、クレープ早く食べたい!!
どんな味なのかな~。


ワクワクした気持ちで向かおうとしたとき
朝霧くんとその友達や女の子たちの姿があった。


「わ~、クレープ楽しみだね♪」


「おう!あー、早く食いてえな!
な?怜央?」


「…別に」


「んだよ、もっとテンションあげてこーぜ?
これからおいしいもん食いに行くのによー」


朝霧くんたちもクレープ食べに行くんだ…。
なんか、会いたくないな…。


「朝霧くんたちもクレープ食べに行くみたいだね」


「そーだね…今日やめとこっか?」


「うん、なんかあの人たちと一緒って
気が引けちゃうし」


「じゃあ、また明日にでも行こ!」


「うん!じゃあまた明日!!」