ピピピ・・・ピピピピ・・・

「…あーもう…うるさいなぁ…」

私は重たい体を起こし、目覚まし時計を止める。止めた時計を見ると


「…7時」


いつもと変わらない朝。
私は学校の制服を着て、髪のセットをする。


「ミルカー?朝ごはんできたわよー
 降りて来て早く食べちゃいなさーい」


「はーい!」


私は1階に降りて、リビングに入る。
椅子に座ると、同時に朝ごはんがテーブルに置かれる。



「いただきまーす」



目玉焼きがのった食パンにかぶりつき
TVの天気予報を見る。


「…今日は雨が降りそうだなあ」


食パンを飲み込み、家を出る準備をし始めた時



ピーンポーン・・・


「ミルカー?迎えに来たよー!学校行こー!」


あっ、やば!
もう行く時間だー!


「いってきまーす!」


お母さんにそう言い、家を出た。


「おはよー、ミルカ♪」


「おはよ!まゆ!」



まゆは小中ずっと同じの幼なじみ。
親友のまゆに挨拶をし、学校に向かう。
これが毎朝の日常。