ぴーんぽーん…

まだ眠気が覚めない午前7時、

ぴーんぽーん…
ドンドンッ!


『紗英子ー!!!早く学校いこうぜー!』


ドンドンドンドンッ!

ガチャッ!

扉を開けるといつもの顔、


「うるさいなー、わかってるよー…

こっちは始業式まえから部活あったんだもん…」


眠い目をこすって見上げる