マオ《え、この流れで?
  僕の顔なんか見たら目が腐るお?(´・ω・`)

僕の胸は期待に高鳴った。

彼女がどんな顔であったとしても、僕は彼女のことが知りたかった。

ミズギ《はいはい、そう言わんと(^-^*)
   早く上げてくれや(笑)

ワシ《そーだよー!
  俺だって上げたんだから!

ミズギ《ワシは黙ってろ。
   ただのイケメンが(--#)

ワシ《ひでー!
  名無しもなんとか言ってくれよー!

急に話題をふられて僕ははっとした。

名無し《僕も見たいなー!

ミズギ《ほれ!
   こいつだって待ってるぞ!

マオ《…なんだかみなさん
  ハードル上げてません?(;´Д`)
  僕、そんなに顔よくないお?

ワシ《いーからー!

マオ《もうどうなっても知らんからな!

そう書き残すと彼女は写真を上げた。

長い黒髪が肩よりも下に伸びている。

少しつり目で、見た目では中学生くらいに見える女の子。

彼女は不細工なんかじゃなくて、きれいな人だった。