私の彼で、俺の女 ~廊下の曲がり角~









小走りで走ってきて


俺の前に立った




南よりも少し大きい背に違和感を感じる






「あのさっ…」





「うん」





俺はまだ

千歳の顔が戸惑ってる理由に気づかない