私の彼で、俺の女 ~廊下の曲がり角~









「私のこと愚痴ってたのって

嘘だったの?」




ずっと気になってたんだった



勘違いってゆーか

なんとゆーか

私のこと好きでいてくれたのは嬉しかったけど…

気になった





「んー」




って、

ごまかそうとする難波の肩を揺らす



「教えてよお!

ずっと気になってたんだからァ!!」





「わかったわかったわかった」







難波の方を向いて

話を聞く準備をした