「はいろっか。」

「うん……。」


有梨華と私は顔を合わせてからため息を吐いて塾の中に入った。


ー2時間後ー


「うはぁー。やっと終わった。有梨華どうだった?できた?」


「んー。まぁそこそこかなぁ。雪奈は?」


「……。」


私は黙り込んだ。
そしたら有梨華は気をつかってくれて、、


「ごめん!聞かなかったことにする!」

そう言って気づかってくれた有梨華のこと優しいなぁって思って見つめていたら…


「…ツナ、雪奈!」


「うわぁ!!」


「聞いてた?うちの話。」


「うん!聞いてた聞いてた!いつものことだから大丈夫だよ!あと、これからは彼氏に迎えに来てもらえば?その方がいいでしょ?」


「うん…。そう、だね!でも、雪奈は大丈夫?」


「大丈夫!心配無用!」


「よかったぁ。じゃ今度からそうするね!雪奈バイバイ!」


「バイバーイ」


ニコニコしながら帰る支度してる有梨華を見るとなんか恋してるなぁっておもう。



すごく羨ましい。



そういえば有梨華の彼氏ってイケメンでしあわせそうだ。


いいなぁ。

でも、正直恋ってどんなのかわかんないし。

私には似合わないな。


「うわっ。あっつぅ、、」