体に当たる風が気持ち良い………。

何だか今とてもスッキリした気分だ。



『ねぇ輝さん。』

「何だ。」

『これから愛羅達どーなるのかな??』

「さぁな。それはあいつ等次第だろ。」

『大切なもの………か。ってか輝さんて本当たまに良いこと言うよね!!』

「落ちたい??」

『すんません!!!!』


恐〜〜〜〜っ!!

愛羅、よくあたしがこんな男を好きなんじゃないかとか言いかけたもんだ!!!!


「まぁでも、今回はお前の手柄だな。」

『え??』

「万屋ってのも良いもんだろ??感謝されるとやりがいを感じる。」

『はい…そうですね。』


今回手伝って、確かにあたしは万屋の魅力も分かった気がするなぁ。

大変だったけどさ。


「ってことで、明日からもよろしく。」

『はい………って!!!!はぁっ???!!!』





どうやらあたしはすっかり万屋の一員になってしまったようだ。


でも、愛羅の幸せそうな笑顔を思い出したら……



まぁそれもいっかな??










まだまだきっと困難だらけだろうけど、そんな愛羅と松風 蓮がその後どうなったかは……………





―――また別のお話。



教訓 7... -end-