それから輝さんが呼んだ警察が来るまでの間、松風 蓮は愛羅と二人きりにしてほしいとあたし達に真剣な面持ちで頼んできた。
愛羅も承諾したので、あたし達は渋々了解し、愛羅と松風 蓮を残してその場を離れた。
「………愛羅。」
「………。」
「本当に今までごめん…。今更こんな事言っても信じてもらえないと思うけど…確かに最初は金のためだけに愛羅に近付いた。…けど、毎日毎日愛羅と会って話して愛羅の笑顔を見る度に…愛羅に引かれていく自分が居た。」
「………。」
「だからあいつ等に言い訳して、ここまでズルズル引き伸ばしていた。愛羅とただ一緒に過ごしていたかったから……。」
「………。」
「さっき言った帰さないっていうのは人質って意味だけじゃなくて………ただ愛羅ともっと一緒に居たくて、帰したくなかった…!!」
「………。」
「愛羅……俺がまた社会に戻って来たら―――俺とまたこの公園で会ってくれないか…??」
「……私、蓮さんを許しません。」
「えっ…??」
「けれど…蓮さんが大切なものをたくさん見つけて戻って来たら…また会っても良いです。…この公園で―――。」
「愛羅―――。」
あたしは愛羅と松風 蓮を呼びに言った。
『愛羅〜パトカー来たよ!!そろそろ時間……』
とあたしが言った瞬間、
「ぐはっ?!」
『……………っ???!!!』
開いた口が塞がらない。
愛羅は松風 蓮の鳩尾に拳をクリティカルヒットさせた。
松風 蓮に100000のダメージ。
松風 蓮は倒れた。
愛羅は敵に勝利した。
100の経験値。
愛羅は松風 蓮の携帯電話を手に入れた。
……じゃなくて!!!!!!
どーした一体何があった?!
あれはめっちゃ入ってた鳩尾入ってたぞ!!!!!!
「蓮さんが戻って来るまで、この携帯電話は私が預かってますから。だから必ず大切なものを見つけて戻って来て下さい。」
「…はは………あぁ…。」
松風 蓮は力なく笑うと、そのまま笑みを残して気絶した―――
愛羅も承諾したので、あたし達は渋々了解し、愛羅と松風 蓮を残してその場を離れた。
「………愛羅。」
「………。」
「本当に今までごめん…。今更こんな事言っても信じてもらえないと思うけど…確かに最初は金のためだけに愛羅に近付いた。…けど、毎日毎日愛羅と会って話して愛羅の笑顔を見る度に…愛羅に引かれていく自分が居た。」
「………。」
「だからあいつ等に言い訳して、ここまでズルズル引き伸ばしていた。愛羅とただ一緒に過ごしていたかったから……。」
「………。」
「さっき言った帰さないっていうのは人質って意味だけじゃなくて………ただ愛羅ともっと一緒に居たくて、帰したくなかった…!!」
「………。」
「愛羅……俺がまた社会に戻って来たら―――俺とまたこの公園で会ってくれないか…??」
「……私、蓮さんを許しません。」
「えっ…??」
「けれど…蓮さんが大切なものをたくさん見つけて戻って来たら…また会っても良いです。…この公園で―――。」
「愛羅―――。」
あたしは愛羅と松風 蓮を呼びに言った。
『愛羅〜パトカー来たよ!!そろそろ時間……』
とあたしが言った瞬間、
「ぐはっ?!」
『……………っ???!!!』
開いた口が塞がらない。
愛羅は松風 蓮の鳩尾に拳をクリティカルヒットさせた。
松風 蓮に100000のダメージ。
松風 蓮は倒れた。
愛羅は敵に勝利した。
100の経験値。
愛羅は松風 蓮の携帯電話を手に入れた。
……じゃなくて!!!!!!
どーした一体何があった?!
あれはめっちゃ入ってた鳩尾入ってたぞ!!!!!!
「蓮さんが戻って来るまで、この携帯電話は私が預かってますから。だから必ず大切なものを見つけて戻って来て下さい。」
「…はは………あぁ…。」
松風 蓮は力なく笑うと、そのまま笑みを残して気絶した―――

