そんなこんなであたし達は万屋の前に到着。
『ありがと。凄い助かったよ!!』
「………。」
『…どーかした??』
「…菜子の家、ここ??」
『??うん。って言っても、本当のあたしの家じゃなくて昨日から居候させてもらってるんだけどね。』
「………。」
どーしたんだろう??
無表情は相変わらずだけど、固まったまま動かない嵐。
気になるけどまぁいっか。
『じゃ、本当ありがとう!!またどっかで会ったら声掛けてね〜。』
あたしは玄関を開けて『ただいまー』と言って中へ入った。
玄関を閉めようとした瞬間、
『…っ??!!』
何故か涼しい顔で中へ入ってきた嵐。しかもあたしが閉めるはずの玄関までご丁寧にも閉めた。
って、おいコラ!!!!
それ不法侵入だろっ??!!
さすがに不思議キャラでもそら許されんわっ!!!!!!
あたしが口を開こうとしたその時、ナイスなタイミングで輝さんがやってきた。
「おう、菜子帰ったか。って嵐も一緒かよ?!何だ、お前等知り合いだったのか??」
『え、あの、輝さん…??』
予想外にも普通な輝さん。
むしろ嵐のことを知っているみたいだ。
「久しぶり、輝さん。」
「ああ、相変わらずだな、お前は。今日の夕メシそいつが作るんだけど、お前久々に食ってけば??」
「うん。」
何だ何だ??!!
一体どーなってんの??!!
あたしだけ理解できていないらしいこの状況。
するとそこへ弘さんも登場。
「お帰り。あれ??嵐くんも一緒??」
『ひ、ひ、弘さんっ!!』
目で訴えるあたし。
弘さんはそんなあたしを察して説明してくれた。
「菜子ちゃん、彼が今朝『猫みたい』って話してた人だよ。」
ほう。
彼が―――。
……………………。
って!!
『ぇえええ〜〜〜〜??!!』
『ありがと。凄い助かったよ!!』
「………。」
『…どーかした??』
「…菜子の家、ここ??」
『??うん。って言っても、本当のあたしの家じゃなくて昨日から居候させてもらってるんだけどね。』
「………。」
どーしたんだろう??
無表情は相変わらずだけど、固まったまま動かない嵐。
気になるけどまぁいっか。
『じゃ、本当ありがとう!!またどっかで会ったら声掛けてね〜。』
あたしは玄関を開けて『ただいまー』と言って中へ入った。
玄関を閉めようとした瞬間、
『…っ??!!』
何故か涼しい顔で中へ入ってきた嵐。しかもあたしが閉めるはずの玄関までご丁寧にも閉めた。
って、おいコラ!!!!
それ不法侵入だろっ??!!
さすがに不思議キャラでもそら許されんわっ!!!!!!
あたしが口を開こうとしたその時、ナイスなタイミングで輝さんがやってきた。
「おう、菜子帰ったか。って嵐も一緒かよ?!何だ、お前等知り合いだったのか??」
『え、あの、輝さん…??』
予想外にも普通な輝さん。
むしろ嵐のことを知っているみたいだ。
「久しぶり、輝さん。」
「ああ、相変わらずだな、お前は。今日の夕メシそいつが作るんだけど、お前久々に食ってけば??」
「うん。」
何だ何だ??!!
一体どーなってんの??!!
あたしだけ理解できていないらしいこの状況。
するとそこへ弘さんも登場。
「お帰り。あれ??嵐くんも一緒??」
『ひ、ひ、弘さんっ!!』
目で訴えるあたし。
弘さんはそんなあたしを察して説明してくれた。
「菜子ちゃん、彼が今朝『猫みたい』って話してた人だよ。」
ほう。
彼が―――。
……………………。
って!!
『ぇえええ〜〜〜〜??!!』

