「あぁ、クリスマスまでには金貯めねえと」 写真を貼って、慎重に折りたたみ封筒に入れる。 「面接何時から?」 「5時」 「俺もいってい?」 「え、」 俺の言葉を聞く前に電話をする悠生。 いくら何でも、当日にしかも友達と一緒に面接受けたいなんて言って、答えてくれる店なんてない。 そう考えていたんだが、悠生は電話を終わらすと笑顔で戻ってきた。 「オッケーもらった!」 「は?!嘘だろっ?!」 自慢気に話す悠生に唖然とする 「何者だよお前…」 そんなこんなで昼休みが終わり午後の授業になった。