下に降りて、朝食を食べようとしたら、 バタバタバタバタバタッ 音亜が凄い勢いで玄関に向かう。 「音亜、飯は?」 「いいっ!ごめんね」 ガチャンッ またもや凄い勢いで扉をしめて出て行った音亜。 今の時間、7時20分。 音亜が学校に行くには早すぎる。 何時もは8時過ぎてからなのに……、 日直か何かか? 手に持ったパンを食べながら、玄関をみつめ続けた。