「ほら、ご飯食べよう?」 「ケーキもあるんだよっ!」 音亜とミサが光子さんを食卓の椅子に座らせる。 俺ら施設に住む奴にとって、こーやって食卓を皆で囲むことは本当に嬉しいことで、 更に、育ての親に俺達が何かする事ってあんま出来ねえから、今日は特別な日だ。 でも、俺は知ってる。 こーゆう日こそ、悲しい顔をする奴がいるってこと。