ビリッ

「やめてっっ」

封筒の中身を見て俺は目を疑った


「なん、だよ…これ……」


「っ……」


驚きの言葉が出るけど、何も言わない光子さん


書類の内容は、

ここを新しく店に建て替えるから6月までに立ち退くように

とのことだった。


「光子さんこれどーゆう事だよ!」

「大丈夫、そんな事させないから」

「でもこれ、再度通告って書いてるじゃねえか!前からあったんだろ?!」

「今月の頭からよ!あんた達は何も心配しないで!ここは大丈夫だから!」

そんなやりとりをしていると、音亜が帰ってきた