黒雪ちゃん以上に仲良くできる気はしなかった。





「白雪ちゃん…あのね?一緒にこの家に住むわけだし…少しずつ仲良くなりたいなー。ダメかなぁ?」






……!?







……まさかこんなこと言われるなんて


思わなかった。






「けど………黒雪ちゃんに……。…!な…なんでもないっ」



余計な事言うところだった。




「黒雪…あぁ…私のお母様から聞いたよ。亡くなっちゃった双子のお姉さんよね?」






この子…知ってたんだ。






きっとお母様が話したのね。