『車きたよ!白雪ちゃん……!危ないっっっ!!』




ドンッ。




『………あれ。痛く……ない…』




『………』



『…!黒雪ちゃん……!!!』






……黒雪…ちゃん…?




待って。あのこが私の事をかばってくれたのよ……ね?




あの子の事……知らない…




…本当に知らない?


…………



……思い出した。







あの子は…双子の姉の黒雪だ。