『おい！！あんたらも逃げろ！！』
そう怒鳴るような声で俺は目を覚ました。
目の前にはどこかで見たことがある日本人…
たしか名前はなかったはずだな…
ジョット『まったく…どうしたんだよ…。というか人んちに勝手に入ってくんなよ…』
それにしてもやけに外が騒がしい…
『そんなこといってる場合じゃない！俺はあんたに飯をもらったことがあるから親切に呼び掛けにきたんだ』
あぁ、どこかで見たと思ったら
昔、死にそうに道端に倒れてたおっさんに
パンくず置いた事もあった。
ジョット『さんきゅーなおっさん。けどどうしたってんだ？』
あまりの騒ぎに子供達もアニスも起きてきた
おっさん『子供に女もいるのか！…これはまずい。あいつらの標的に!?』
途中でおっさんが話すのをやめたから
俺は頭をかきながらおっさんのほうを見上げた
ジョット『おっさん、話途中でとまってんぞ？あ、別にこいつらは俺の子供じゃねーからな！？それに慌ててたのか？』
ゴプッ…
おっさんが俺のほうにたおれこんできた
背中には銀色に輝く[何か]が突き刺さっている
ジョット『おっさん？？』
たおれこんだおっさんの体から生暖かいものが流れ出してくる
これは…血？？
？？？『アーララ？ここにも奴隷はっけーん♪男に女…ワーオ、餓鬼モイルジャナイ。ツイテルワ～』
どかどかと家に土足のまま乗り込んでくる
奴隷たちが着ている布切れではなく
きっちりとした布、金属がジャラジャラと所々についていて
その辺にいる米兵ともまったく違う。
ジョット『…米兵？』
？？？『チョット、あんなゲスたちと一緒にしないでくれる？私はエリトリア。生まれながらの高貴なる貴族よ？』
貴族？？はじめてみるその人は紫色の着物のようなものを巻き付けて髪をかきあげながらそういい放った
ジョット『貴族さんがこんなところになんのようだよ？』
俺だって貴族がどういうものかぐらい知っている。
ましてやこんな奴隷地区には縁もゆかりもないやつらだろうに
エリトリア『遊びにきたの♪奴隷狩ってやつねー』
奴隷狩？？こいつ何をいってんだ？？
なぁ、おっさん…訳わかんねー人連れてくんなよ…おっさん？？
そこで事態を把握する。背中に突き刺さってるもの。おそらく剣かなにかだろう
そしてまったく動こうとしないおっさん…
おっさんは『狩られた』のだ。
ジョット『アニス！？子供をつれてにげろぉ!！！』
俺は振り替える、変な汗が体中からあふれでるのを感じながら…
エリトリア『ザァンネン♪』
ﾊﾟｧﾝｯ！！
俺の目の前で子供が鮮やかな赤い液体を撒き散らしながら宙に舞った
子供『うぁぁぁぁぁぁぁん』
子供『ジョット！アニス！たすけ…』
ﾊﾟｧﾝｯ！！ﾊﾟｧﾝｯ！！
家の中が火薬臭い…なんだこれ…
目の前にいた３人の子供。
一人は頭から血をながし腕をだらんとさせている
一人は壁まで吹き飛んで首をがっくりと下ろしている
一人は咽もに大きく風穴が…
アニス『え、ちょっと…なにこれ…』
事態が飲み込めないのであろうアニスは呆然と立ち尽くす
エリトリア『あーら逃げないのね？ツマラナイわー次はお嬢ちゃん、あなたの番よ』
エリトリアは銃口をアニスに向ける。
米兵が持っているライフルとは違って片手でもてるような小柄な銃。
しかしこの銃は子供を３人殺害している。
このままじゃアニスも…
そう思った俺の体はすでに動いていた
そう怒鳴るような声で俺は目を覚ました。
目の前にはどこかで見たことがある日本人…
たしか名前はなかったはずだな…
ジョット『まったく…どうしたんだよ…。というか人んちに勝手に入ってくんなよ…』
それにしてもやけに外が騒がしい…
『そんなこといってる場合じゃない！俺はあんたに飯をもらったことがあるから親切に呼び掛けにきたんだ』
あぁ、どこかで見たと思ったら
昔、死にそうに道端に倒れてたおっさんに
パンくず置いた事もあった。
ジョット『さんきゅーなおっさん。けどどうしたってんだ？』
あまりの騒ぎに子供達もアニスも起きてきた
おっさん『子供に女もいるのか！…これはまずい。あいつらの標的に!?』
途中でおっさんが話すのをやめたから
俺は頭をかきながらおっさんのほうを見上げた
ジョット『おっさん、話途中でとまってんぞ？あ、別にこいつらは俺の子供じゃねーからな！？それに慌ててたのか？』
ゴプッ…
おっさんが俺のほうにたおれこんできた
背中には銀色に輝く[何か]が突き刺さっている
ジョット『おっさん？？』
たおれこんだおっさんの体から生暖かいものが流れ出してくる
これは…血？？
？？？『アーララ？ここにも奴隷はっけーん♪男に女…ワーオ、餓鬼モイルジャナイ。ツイテルワ～』
どかどかと家に土足のまま乗り込んでくる
奴隷たちが着ている布切れではなく
きっちりとした布、金属がジャラジャラと所々についていて
その辺にいる米兵ともまったく違う。
ジョット『…米兵？』
？？？『チョット、あんなゲスたちと一緒にしないでくれる？私はエリトリア。生まれながらの高貴なる貴族よ？』
貴族？？はじめてみるその人は紫色の着物のようなものを巻き付けて髪をかきあげながらそういい放った
ジョット『貴族さんがこんなところになんのようだよ？』
俺だって貴族がどういうものかぐらい知っている。
ましてやこんな奴隷地区には縁もゆかりもないやつらだろうに
エリトリア『遊びにきたの♪奴隷狩ってやつねー』
奴隷狩？？こいつ何をいってんだ？？
なぁ、おっさん…訳わかんねー人連れてくんなよ…おっさん？？
そこで事態を把握する。背中に突き刺さってるもの。おそらく剣かなにかだろう
そしてまったく動こうとしないおっさん…
おっさんは『狩られた』のだ。
ジョット『アニス！？子供をつれてにげろぉ!！！』
俺は振り替える、変な汗が体中からあふれでるのを感じながら…
エリトリア『ザァンネン♪』
ﾊﾟｧﾝｯ！！
俺の目の前で子供が鮮やかな赤い液体を撒き散らしながら宙に舞った
子供『うぁぁぁぁぁぁぁん』
子供『ジョット！アニス！たすけ…』
ﾊﾟｧﾝｯ！！ﾊﾟｧﾝｯ！！
家の中が火薬臭い…なんだこれ…
目の前にいた３人の子供。
一人は頭から血をながし腕をだらんとさせている
一人は壁まで吹き飛んで首をがっくりと下ろしている
一人は咽もに大きく風穴が…
アニス『え、ちょっと…なにこれ…』
事態が飲み込めないのであろうアニスは呆然と立ち尽くす
エリトリア『あーら逃げないのね？ツマラナイわー次はお嬢ちゃん、あなたの番よ』
エリトリアは銃口をアニスに向ける。
米兵が持っているライフルとは違って片手でもてるような小柄な銃。
しかしこの銃は子供を３人殺害している。
このままじゃアニスも…
そう思った俺の体はすでに動いていた
