「んじゃ次はここ座って!」 星羅が指差したのはドレッサーの椅子。 「……え"?」 「髪もやるんです!」 「そ、そこまでしなくても…」 「したいのっ!」 星羅に言いくるめられて……この状態。 緩く巻かれてハーフアップ。 まぁ…まだましかな……うん。 「おっと…もう9:30だよ?」 「あー待ち合わせ10:00だけど…まいっか。行くわ〜」 「うん!楽しんできてね!」 そんなことを言いながら家を出る。