「莉子……莉子……り…………」 ふわっと私の布団に顔を埋めて泣いている隼人のサラサラの髪を撫でる。 もうそんな声は出さないでって気持ちを込めて。 「はや…と……泣かないで………側にいるって約束したんだから……」 呼吸器のせいか。それとも私に繋がる沢山の器具のせいかしゃべりにくい。 「莉子っっっっ!!!」 「隼人………」