Le Petit PrincesseII

最初こそ暗くてあまり見えなかったものの、目が慣れてくると海の底の景色を楽しむ事もできた。


「イソギンチャクって柔らかいのかなー?」


エリックはよそ見をしながら、呑気にそんな事を言っていた。


「痛っ!ステファニー急に止まらないでよ…」


エリックはそう言いかけた所で口をつぐんだ。


目の前あったのが、いかにも怪しい雰囲気の大きな洞穴だったからである。