「次もビアンカ先生の魔法の授業みたいだよ。」


コロナが言うと、ステファニーも教室に張ってある時間割を確認した。


「本当だ!魔法の授業なんて楽しみだわ!」


「私も好きなの!さっきもホウキに乗れて感動したー!」



コロナが楽しそうに目を輝かせると、また本鈴が鳴った。


「授業始まっちゃう!また後でね!」


「あ、うん!」



コロナは慌てて席に戻って行くと、隣の席のエリックもいつの間にか戻っていた。