ひなたと出逢い、恋が生まれ。そして、育まれている。それは、今もずっと変わらないんだ。








「ひなた、ずっと‥‥ごめ‥‥」


俺の言葉を遮ったひなたはキラキラしていた。ギターを手にしているひなたは、俺に近づき柔らかい自分のそれを俺にそっと当てた。


「‥‥‥響、私は響の弾くギターが大好きだよ。」




唇が離れると、俺が大好きな笑顔で笑った。



俺はまた、ギターを弾き出したんだ。



単純って笑っても構わないよ?






今日も、恋が、生まれている。













Fin◆◆ ◆