「おぃ、健斗」

「どした?奏」

健斗?という人の横から顔を出したのは春野くん

「わり、こいつ俺のだち」

春野くんとは正反対のタイプだ

「で、連絡先ー!」

ニコニコしながらそういう健斗くん


春野くんの知り合いならいいよね
「あ、はい」

ささっと交換する

「奏はー?音羽ちゃんの連絡先いらないのー?」

「別に」


あ、なんか今、傷ついた笑
なんでだろ笑
私のなんかいらないよね、ふつう


「照れ屋さんなんだからー!」

「うるせ」

「ははっ、じゃあ俺ら行くわ!」

そういって手をひらっとさせて去っていった