「イケメン君のところは?」

あ、忘れてた
紙を見にいくと

「金賞…全国大会出場…」

「マジで!?すごいじゃん」

ほんとだ、すごい
いいなー

「ほんっとに音羽かわいー」

「え?」

「落ち込んでんだね?よしよし」

頭を撫でられる

智妃に嘘はつけないなー

「あ、イケメン君だ」

「え!?嘘!?」

「ほら、あそこ」

智妃の指差す先には春野くんがいた
女の子に囲まれてる

さすが人気だなー