「あの。すみません」 当麻が受け付けの女性の銀行員に話しかけた。 「ああ。すみません。順番待ちとなっておりますので番号札を……」 「客じゃありません」 女性の言葉を当麻は遮った。 女性が怪訝な顔をする。 「お客様じゃないのならお引き取りを」 「聞きたいことがあってきました。」 無表情に話を進める当麻。