「おい。待てよ。俺には分からねえよ」 皆藤が運転しながらぼやいた。 「なんで松谷香織の勤務先に行く必要があるんだ?」 「……そう言われてみれば。……何でです?」 優衣は当麻をみた。 香織の夫の殺された浮気相手と香織は何ら関係のないはずだ。