「そう。きっとあの指輪は香織さんの物
だったんだろう。それに気付いたのは遺体
が焼けた後。このままじゃ、倉敷麗奈の遺体じゃないとバレるんじゃないか。」
「……そう思った倉敷麗奈さんと和樹さんはとっさに香織さんを犯人に仕立てあげようとしたんですね?」
状況がつかめてきた優衣が言葉を噛みしめるように言う。
「ああ。だから、俺達が現場を訪れた後に香織の殺す前に外しておいたネックレスを、置いた。」
「……なるほど。でも、警視庁にかかってきた匿名の電話はどう説明するんです?声も香織さんだったんでしょ」
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