森田当麻の奇妙事件簿


当麻は目を細めて窓の外をみた。

その視線の先には、仲良さげに雨の中話している富山と優衣がいた。

「気にすんな。お前が妬いてた事は富山に言っておく」

「……もう、事件の手がかり言いません。さようなら」

当麻が車を降りようとする。

「わ、悪かったよ!!当麻。頼むから!な?」

当麻は無言のまま、再び後部座席に座る。

ほんとにこいつは……。

「それで?手がかりっていうのは?」

「この紐が落ちてた場所の岩に……削られたような痕があったんです。」