「当麻、お前、死にたいのか!?」 皆藤が当麻をすごい形相で睨み付けた。 だが、当麻は上着を着て「寒いので車へ行きましょう」と、何事も無かったかのように車へ帰っていく。 「……ほんと、自分勝手ですね。」 「だな。困るよ。あんな自分勝手じゃ」 皆藤が髪をかきながら、ため息を吐いた。 「皆藤刑事も大変ですね」 「優衣ちゃんもな」 寄せ付ける波が、優衣の足元を濡らした。