「これ。朝御飯ですか?」 「はい。最高級の鯛を行きつけの魚屋で昨日の昼に予約して買ってきました」 「え?スーパーじゃないんですか?」 優衣は「だってビニール袋が……」と、片手の袋を指差す。 「ああ。エコですよ。前に使ったビニール袋を買い物の際に使っているんです。」 優衣は開いた口が閉まらなかった。 こんな大金持ちでもエコに取り組んでいるなんて!! 家の玄関につくと、優衣は家の中の違和感に気づいた。