「でさー!攻略出来て!ほんっとに嬉しくてね…」
午前4時13分に攻略できたショタの話を喜びで溢れた顔で話す私。
その相手は中学校に入ってから今の高校一年生まで続く仲。
「ショタは良いよね…。もちろんツンデレも萌えだけどさ!」
私と同じく、喜びで溢れた顔で話す友達は結城(ゆうき)。外見のクールでカッコいい見た目だが私と同じく二次元が大好きである。
告白をされまくるにも関わらず、
「キョーミないんで。」
で、全ての告白を断ってきたという伝説がある。それが真実なのかは私にも分からない。
「そーいえばさ、鈴香のとこの一つ上のお兄さん、イケメンだよね」
「えー?そー?あれよりも昨日放送のアニメの主人公、奏(かなで)くんの方がいいよ?」
「奏くんはランクから違うでしょ…良い?二次元と三次元を比べちゃダメ。」
そう、二次元に勝るものは少ない。そう、"少ない"のだ。ないとは言っていないのです。
「二人とも、何の話してるの?」
この子は西条(さいじょう)さん。
驚きなことに兄ちゃんのことが好き。
あのクズで百合好きの兄ちゃんのどこがいいんだか…。
でも、こんなかわいい美少女が私の姉妹に…?…うん、悪くない((キリッ
「昨日の話ー。それよりもさ!まーたバカ兄告白されててさ!
で、西条さんはいつするの?」
私が西条さんを茶化すと、顔を真っ赤にする西条さん。
うん、なんだこのかわいさ。ここは二次元ですか?
「こっ、告白っ…は、しないでおこうかなぁ…って…。」
「えっなんで!?」
ちょ、結城さん?西条さん困ってる、困ってるけどかわいいなぁ…じゃなくて!
「えっ…えっと…その…あの……」
「おいおい結城さんよ、西条さん可哀想じゃんかー。そもそも西条さんは兄ちゃんよりも良い人が沢山居るってば!ね?」
西条さんモテるもんね、と心の中で思う。だってあんなバカ兄に西条さんとかもったいなすぎる。まぁでも断るだろうけど…。
「あっ、友達が呼んでる…。
じゃあ、またね!水垣さん、結城さん。」
あっ、やばいあの子天使だ……。
西条さんを天使と思ったのは私だけでなく、遠くから見てた男子や教室にいる女子、もちろん結城も思ったことであろう…。
午前4時13分に攻略できたショタの話を喜びで溢れた顔で話す私。
その相手は中学校に入ってから今の高校一年生まで続く仲。
「ショタは良いよね…。もちろんツンデレも萌えだけどさ!」
私と同じく、喜びで溢れた顔で話す友達は結城(ゆうき)。外見のクールでカッコいい見た目だが私と同じく二次元が大好きである。
告白をされまくるにも関わらず、
「キョーミないんで。」
で、全ての告白を断ってきたという伝説がある。それが真実なのかは私にも分からない。
「そーいえばさ、鈴香のとこの一つ上のお兄さん、イケメンだよね」
「えー?そー?あれよりも昨日放送のアニメの主人公、奏(かなで)くんの方がいいよ?」
「奏くんはランクから違うでしょ…良い?二次元と三次元を比べちゃダメ。」
そう、二次元に勝るものは少ない。そう、"少ない"のだ。ないとは言っていないのです。
「二人とも、何の話してるの?」
この子は西条(さいじょう)さん。
驚きなことに兄ちゃんのことが好き。
あのクズで百合好きの兄ちゃんのどこがいいんだか…。
でも、こんなかわいい美少女が私の姉妹に…?…うん、悪くない((キリッ
「昨日の話ー。それよりもさ!まーたバカ兄告白されててさ!
で、西条さんはいつするの?」
私が西条さんを茶化すと、顔を真っ赤にする西条さん。
うん、なんだこのかわいさ。ここは二次元ですか?
「こっ、告白っ…は、しないでおこうかなぁ…って…。」
「えっなんで!?」
ちょ、結城さん?西条さん困ってる、困ってるけどかわいいなぁ…じゃなくて!
「えっ…えっと…その…あの……」
「おいおい結城さんよ、西条さん可哀想じゃんかー。そもそも西条さんは兄ちゃんよりも良い人が沢山居るってば!ね?」
西条さんモテるもんね、と心の中で思う。だってあんなバカ兄に西条さんとかもったいなすぎる。まぁでも断るだろうけど…。
「あっ、友達が呼んでる…。
じゃあ、またね!水垣さん、結城さん。」
あっ、やばいあの子天使だ……。
西条さんを天使と思ったのは私だけでなく、遠くから見てた男子や教室にいる女子、もちろん結城も思ったことであろう…。